2016/05/30 10:31


"Aloha (アロハ)"はハワイ語で「好意」「愛情」「慈悲」や
「優しい気持ち」「思いやり」「挨拶」などの意味があるようです。
「アロハシャツ」は一般的に「ハワイアンシャツ」とも言われています。
急速な観光の発展でリゾートウェアまたハワイ土産として有名になりました。
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アロTを語るにはまずアロハシャツをから知っていただきたい。
そして(1)で述べたように日本の和服から生まれた説が有力で、
1930年代初頭にアロハシャツは「派手な和柄の開襟シャツ」と言われてたようです。
1935年6月28日、日本から海を渡り移民し、ホノルルで服飾店を開いた仕立て屋
「ムサシヤ・ショーテン・Ltd.」がハワイの日刊紙「Honolulu Advertiser」に
出した広告に「アロハシャツ」言葉が見れます。ムサシヤ・ショーテンは、
1904年に最初の官約移民の一人だった宮本長太郎(東京出身)により創業。
創業時は「ムサシヤ」と名乗り日本の反物を使ってシャツを作る会社だった。
1915年に長太郎亡き後、日本から長男孝一郎氏がハワイに帰国し、
店名を『ムサシヤ・ショーテン』(日本語名: 武蔵屋呉服店)と改め再開。

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当初はシルク、1950年代まではレーヨンが主流であったが、1960年代に入って
ポリエステルが登場し、シルクやレーヨンに取って代わった。
またハワイには、生地に精緻でカラフルに染められる染織工場が無かったので、
ほとんどはアメリカ本土あるいは日本で製造し逆輸入された。
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特に日本では「京都」を中心に高度な技術を持った染工所が数多く、
安価で品質の良い生地を大量に供給することが可能になりました。
第二次世界大戦前後に多くのアロハ柄が日本で作られたのです。
アロTもアロハシャツも「京都」で育つという共通点はここからきます。